Dai Kimoto & his Swing Kids

over 400'000 Km around the World

red10月2日 日本到着

家を出て24時間後やっと目的地の広島県尾道市に着きました。みんな意外と元気で迎えに来た人が「直接ステージに行けるくらい元気ですね」と言っていました。夜8時を過ぎていたのでホストファミリーと対面した後すぐそれぞれの家に行きましたRomanshornからチューリッヒ空港まで1時間、それからフランクフルト経由で羽田に到着しました。そこから広島空港まで飛び、迎えに来てくれたバスで尾道まで走りました。長旅でしたがスイングキッズはずうっとこんな旅をしていますからね。

10月3日 尾道学園で歓迎会

何とラグビー部が主催してくれました。全国でも強豪らしいですがラグビーだけでなくボランティア活動もしているというユニークな教育をしている部です。その猛者連が何とダンスを披露してくれたりして大いに盛り上がりました。食べ物も食べきれない程ありました。こういうところは私立の方が融通が利いていいですね。


その後僕は音楽部の半田先生と居酒屋で飲みながら食べながら音楽教育について遅くまで語りました。素晴らしく情熱を持った先生です。その時あるホストファミリーから電話がはいりました、トランペットのマルコがホームシックにかかって家に電話をしたいというのですがどうしましょう?と言うのです。

僕はそれは良くないです、マルコに代わって下さい、と言ってマルコ本人と話をしました。

彼は泣きながら「ダイ、家が恋しいよ、電話をかけてもいい?」と懇願するのです。でも僕は言いました、「マルコ、だめだよ、今家に電話してみろ、お母さんはこれから先2週間毎日心配するよ、あんたがどうしてるかって。だから今日は我慢して寝なさい。明日起きたらもう何でもなくなっているから」と。

次の日からはケロッとしていました。こういうところは僕は厳しいんです。辛いことを我慢してこそ成長すると思うからです。

10月4日 午前、尾道学園、学園祭でコンサート

この日は先ず高校の学園祭でそのプログラムの一環として吹奏楽部と一緒にコンサートをやりました。体育館には1200人くらいの人が入っていたとのことです。自分で数えた訳ではないですよ。

吹奏楽部と書いたのは正確ではありません。音楽部と言います。なぜかというと弦楽器のグループも一緒にやっているからです。半田先生、素晴らしい指導をなさっています。すごく音楽的です。だから吹奏楽の音がきれいです。音楽になっているんです。半田さんまだ若いですけど素晴らしい指導者です。こういう人に会えて本当に嬉しかったです。普通はコンテストでいい成績を取るために難しい曲をしゃかりきになってやっている指揮者が殆どなのですが彼は子供たちと本物の音楽をやっています。こういう人は日本の音楽界の宝です。演奏の前音楽部全員がスイングキッズのために合唱を披露してくれました。「歌は友達」という曲で涙が出るほど感激しました。この先生は音楽の本質を本当に知っている数少ない指導者の一人です。

夕方、スイングドルフィンズとコンサート

 それから場所を移して本格的なコンサートホールで大人のビッグバンドとコラボしました。2年前に福山で一緒にやったグループです。このグループもとても楽しく音楽をやっています。700人入る会場はほぼ満員でした。楽しかったです。

バンドリーダーの宮澤さん、ありがとうございました。


開演10分前の楽屋です。いつもこんな調子です。みんなこれから演奏があるなんて忘れてしまっています。2,3分前になって僕が「さあ、みんな、行くよ」というとおもむろに立ち上がります。それでもまだワイワイしゃべっています。



10月5日 臼杵市民会館大ホール

この日は尾道を朝の7時にバスで出発しました。ホストファミリーとの別れは涙と笑いの混ざった複雑なものでした。ホストファミリーのみなさん、ありがとうございました。


フェリーに乗る前にちょっと時間があったのでみんなで最初に行き当たったレストランに入りました。


フェリーの中で付き添いのユリアとOrimaが腕相撲。ユリアが断然強いんです。


新幹線で行くと乗り換えとか荷物とか面倒なので貸し切りバスで行きました。先ずはしまなみ海道の大橋を渡って四国に行き愛媛県の八幡浜から船で大分県臼杵市の港に着きました。7時間半くらいかかったでしょうか。それから市民会館に直行です。その夜の共演グループ、東中学校の吹奏楽と津久見の児童合唱団とのリハーサルをすぐしました。そしてしばらくして開演でした。忙しかったです。18時半開演20時終了の予定でしたがアンコール延々、20時40分くらいまで演奏しました。他の二つのグループはスイングキッズとそれぞれ一曲やっただけですからスイングキッズは2時間以上ぶっ通しでやりました。楽しかったですよ。もちろんもっとやれていたんですけど平日だったのでそれくらいでやめました。

さすがに疲れましたが。長旅の後ですから。

月曜日にもかかわらず千人収容のホールがぎっしり埋まっていました。人口たった4万人の町でですよ。

これを主催したグループのリーダーは市会議員の奥田富美子さんです。もの凄いパワーと実行力です。とにかく彼女の女性

ネットワークはパワーに溢れています。人口たった4万人の町で、しかも月曜日の夜、千人のホールを超満員にするって普通では考えられないです。それも有名な歌手とかタレントとかでなく外国の、それも子供のバンドですよ。

奥田さん、ありがとうございました。早く市長になって下さい。選挙の応援に駆け付けます。


翌火曜日はやっと休みでゆっくり出来ました。夕方ホストファミリーを混ぜて交流会がありましたが楽しかったです。ホストファミリーのみなさん、大変お世話になりました。


10月7日  高崎山、別府杉乃井泊

この日は完全休養日で高崎山のサルを見に行ったのですが入口で係員の人に、秋は山に食べ物がいっぱいあって下に降りて来ていません、と言われ水族館に行きました。これも子供たちにとっては楽しかったです。それから午後別府の杉乃井ホテルに入りました。札幌で演奏するまでかなり日にちが開くのでホテルのロビーでちょっと練習がてら演奏をしました。違った雰囲気で楽しかったです。

ホテルではみんな楽しんだようです。男の子たちは温泉が大好きなんです。時々都会のビジネスホテルに泊まるのですがそこに大きな風呂がないとみんながっかりしています。食事はバイキング形式で小さい子たちも食べるものがいっぱいあり満喫したようです。


10月8日スペースワールド、博多泊        

この日も予定はなくみんなでスペースワールドに行きました。スイングキッズで行くのは3回目です。トランペットのメリーナだけが2回目で他のみんなは初めてでした。平日で人が少なく待たないで乗り物に乗れたので無茶苦茶楽しいんだようです。

一つ、80m垂直に上がってまた垂直に降りるのがあったのですがSeverinは大きすぎて載せてもらえなかったそうです。1m90cmまではいいのですがかれは95あるので。かわいそうでした。以前僕はキッズたちに無理矢理乗せられました。僕が高所恐怖症というのを知っていてみんな面白がって何人かが僕を引っ張って、押して載せました。目を開けられなかったです。


今は高所恐怖症もかなり良くなったのですがさすがにこれは乗りませんでした。でもかなり強烈なコブラ、というに乗りました。楽しかったです。


夜は博多のホテルで宿泊しました。大浴場がなくみんながっかり。食事は日本食組とイタリア食組とに別れてそれぞれレストランに行きました。


10月9日      福岡から札幌へ移動

朝食を食べた後駅まで10分ほど行進しました。駅に着く間近トランペットのマルコが「カメラをホテルに忘れた」、半泣き顔で叫びました。一瞬迷いました、走って取りに行くかどうか。でもやっぱり無理。他の子供たちは「マルコ、カバンの中をよく見ろよ、出てくるよ」と言っています。マルコは必至でカバンの中をひっくり返しています。突然パンツが一枚宙を舞って床の上に落ちました。誰かが「パンツじゃないよ、カメラだよ」と叫びます。マルコは益々うろたえて今にも泣き出しそうです。そこで救いの手が、スイングキッズ九州担当の安藤友美さんが「私が後でホテルに取りに行って北海道へ送ってあげるわ」と言いました。それから「臼杵の奥田さんは旭川のコンサートに駆け付けるって言ってるから彼女に持って行ってもらってもいいし」とも言ってくれました。マルコもやっと納得してみんな駅へ急ぎました。

九州では2007年以来毎回仕事の休みを取って宮崎から駆け付けてスイングキッズの世話をして下さる優しい友美さんに別れを告げて僕たちは手荷物検査の中に入って行きました。彼女はとても物静かで本当の大和撫子です。2007年に大分で「Gracias, Jeremias]という当時いたサックスの子、Jeremiasに僕が書いてやった曲がすごく気に入って以来サックスを吹いているという微笑ましいストーリーを持った女性です。


午後2時、千歳に到着しました。初めての北海道です。全てがゆったりとしています。

バスで先ずは市庁舎に。一応は市長を表敬訪問です。かなり若いので驚いたほどです。それが翌日スイスに発つというでした。それから歓迎会の会場に。ホストファミリーのみなさん、札幌ジュニアジャズスクールのみなさんがとても暖かく迎えて下さいました。中学生のオープンで積極的なのには驚きました。少し出来る英語でどんどんスイングキッズに話しかけていっていました。国際交流に慣れているとのことですが、それにしても素晴らしい積極性です。これから4日間行動を共にしましたがみんな本当に仲良くしていました。


10月10日 大倉山オータムジャズ 大倉山ジャンプ競技場、14

この日は幸運にも天気が良くとても暖かったです。野外演奏だったので本当に助かりました。小学校の吹奏楽団も出演しました。35人編成の本格的な吹奏楽で驚くほど高いレベルで演奏をしていました。やはり指導者が素晴らしいからですね。可愛い小学生をこれまでにするのは誰にでも出来るものではありません。幸せな子供たちですね。

この後ジャンプ台の上までリフトで行き、それから小学生たちも交えてまた歓迎会がありました。これもとても楽しくて時間があっという間に過ぎしてしまいました。


10月11日 札幌ジュニアジャズスクールの定期演奏会に出演

札幌ジュニアジャズスクールという子供たちが楽しくジャズを学べる素晴らしい組織があります。札幌市が協力的に支援しているそうで全国にも例がないのではないでしょうか。そこの定期演奏会に招かれて演奏しました。ここには小学生と中学生クラスの二つのバンドがあります。毎年このバンドに入るオーディションがあるらしくさすがにたくさんの才能豊富な子供たちがメンバーの中にいます。小学生バンドは可愛いです。元気いっぱいに演奏している姿は本当に微笑ましいです。中学生バンドはスイングキッズとはちょっと違ったスタイルですが素晴らしい演奏をしていました。特にジャズソロで素晴らしい才能を示す子供が何人かいました。「札幌芸術の森」にある素晴らしいホールで演奏が出来たのはとてもいい思い出になりました。


演奏の後翌日の演奏地である倶知安に中学生バンドとバスで移動しました。ここでも又盛大な歓迎会を体験しました。

町長を先頭に町のお偉方が顔を揃えていて町を上げて子供たちのジャズを支援している情熱を感じました。素晴らしいことですね。この動きは札幌から流れを汲んでいるそうで、その先駆者として札幌ジュニアの運営部に敬意を表したいと思います。

倶知安はスイスのサンモリッツと姉妹提携をしているとのことです。

ここには小中学生を混ぜたビッグバンドがあります。歓迎会の夜、食事の後子供たちがジャムセッションをやりました。そして一人の天才的な少女が登場しました。10歳のアルトサックスを吹く倶知安の「あおい」ちゃんです。サックスを初めてまだ1年ほどとのことですがバリバリアドリブはやるしそのパワーといったら大人顔負けです。信じられない光景が目の前に現れてみんな驚いていました。環境さえ良ければもう5年もすればプロとしてやって行けるようになると思います。

その夜、スイングキッズと札幌ジュニアの子供たちは同じペンションに宿泊しました。


10月12日 倶知安ジャズフェスティバル 倶知安町文化福祉センター 大ホール 16

翌日は3つのバンドでコンサートがありました。スイングキッズは次の地へ急がなくてはならず最初に演奏をして他のバンドを聴くことも出来ないままバスで出発しました。残念でした。

翌日は旭川までのバス移動があるため札幌郊外の温泉ホテルに泊まりました。大浴場で子供たちは楽しむことが出来て大満足だったようです。食事も美味しかったです。子供たちのために和洋食コンビの美味しいメニューを提供してくれました。


10月13日 札幌から旭川に移動

旭川までまたバスで2時間程走りましたが途中山々の紅葉が夢のようでした。午後旭川郊外の江丹別に到着しました。寒かったです。でもとても美味しいグリルで歓迎して下さって心も体も温まりほっとしました。その夜はスイングキッズは自然の中のロッジに泊まりました。男の子たちに一軒、女の子たちに一軒、そして大人に一軒、と何だかキャンプに来たような気分になりました。到着後グリルの前にOrima,Andrin、Darioと一緒に有名なそばを食べに行きました。バスの運転手さんが江丹別のそばは美味しいですよ、と言っていたので、麺類好きの僕はどうしても試したかったのです。

さすがに美味しかったです。大げさでなく今まで食べた日本そばの中では最高でした。また食べに行きたいと思っています。行きます、絶対に。

夜、初雪が降りました。朝起きたら小高い丘はうっすらと雪化粧をしていました。


10月14日 学校訪問、旭川市江丹別町共和、島田音楽堂

午前中は近くの学校を訪問しました。小学校と中学校を合わせて8人くらいしかいない学校ですが昔は250人以上いたとのことです。ルイちゃん、学校の名前と昔の生徒の数を教えて下さい。子供たちがみんな一緒に歌を歌ってくれました。可愛かったです。校長先生は英語で挨拶されました。驚くなかれいい発音でしたよ。この年齢では珍しいですね。現役の英語の先生でも少ないでしょうね。

学校の後、旭山動物園に行きました。年間入場者数が日本一だったこともあるらしいです。それからツアーの世話係、通訳の鈴木ルイちゃんの実家でちょっとくつろぎました。ルイちゃんは6年ほど前、一年間スイスに住んでいたことがあります。その時に知り合ったんです。それ以来いつも日本ツアーの付き添いをお願いしています。

それから会場である島田音楽堂に行きました。自然の中にぽつん、とある感じで、「えっ、こんなところに?」、なんです。それがまた素晴らしいんです。200席くらいはあると思います。普段は殆ど定期的に地元の人たちのためにコンサートをやっているしマチュアのオーケストラもリハーサルをやっているそうです。自然の中で音楽、素晴らしいし、贅沢ですね。この日は僕たちだけの演奏だったので思う存分やりました。満足しました。


コンサートの後そばを食べたかったのですが残念ながら店が閉まっていました。

10月15日   京都国際映画祭のオープニングに参加の後オフィシャルパーティーで演奏          

 この日は何と、3時起きでした。京都に午後着かなければならなかったんです。前夜子供たちに言いました、「3時に起きて荷物を準備して3時45分にはみんな外に出ておいでよ」と。定刻通り起きて来ました。起こさなくても。子供たちは自分たちだけで男女に分かれてロッジに寝ていたのですが3時に起きましたね。これには僕も、さすがスイングキッズ、とうなりました。2週間厳しいスケジュールの旅をしているんです。やれば出来るんですよね。

それからバスで3時間かけて千歳空港に着きました。それから2時間弱伊丹まで飛びました。着いたのは11時半くらいでした。まだ目的地到着ではありません。迎えのバスで先ず京都のパーティー会場であるホテルオークラに行き演奏の用意をしました。それから映画祭のオープニングセレモニーの会場に行きレッドカーペットの上を子供たちは楽器を持って歩きました。カメラマンの数にみんな驚いていました。3時起きと長旅の疲れも感じさせない可愛い微笑みで幸せそうに歩いていました。これはいつも子供たちに言っています、「ステージに立ったら疲れているとか顔に出しては絶対だめだよ」と。みんなよくやっています。

それからまたオークラまで戻りました。僕は夜の打ち合わせがあったのですが子供たちは自由時間が2時間ほど出来てそれぞれ街に出て行ったようです。7時演奏開始なので15分前には帰って来るように言いました。でも大人は付いて行かなかったのでちょっと心配でした、道に迷わないかなあ、と。 何人かは本当にぎりぎりに帰って来たので次から集合時間をもうちょっと早くした方がいい、と思いましたね。みんな買い物をしたり食事をしたと楽しく話していました。

演奏は楽しかったですが時間が短かったのでちょっと残念でした。でも演奏させてもらっただけでも満足しなければなりませんよね。

演奏の後会場でいっぱい食べてホテルに行って遅いチェックインをしました。


10月16日 10時よりスイングキッズのドキュメンタリー映画「青春をスイング!」が上映される。

8時に朝ごはんを食べてすぐ映画館に向かいました。午後3時から愛知県武豊町でコンサートがあるので映画の上映は朝10時からということになりました。スイングキッズも舞台挨拶に参加して欲しいということでこんな時間になってしまったのです。レポートはここで読めます。

http://kiff.kyoto.jp/news/detail/41

英語版はここです、http://kiff.kyoto.jp/en/news/detail/60


挨拶しただけで映画は残念ながら観ることが出来ませんでした。すぐ京都駅に向かい新幹線で名古屋まで、そこから武豊町から迎えに来たマイクロバスで1時間半ほど走って2時40分に会場である武豊中学校に到着しました。開演20分前です。すぐ着替えて楽器を出したり用意をしていると誰かが入って来て体育館には千人の生徒が入っています、と言いました。

それを聴いたテナーサックスのジルは「ああ、全部女の子でありますように」と右こぶしを上げて叫びました。「何を勝手なことを言ってるんだよ」とたしなめましたが。ここではたっぷり演奏出来ました。楽しかったです。

夜はみんなそれぞれのホストファミリーのところに行ったので大人グループは日曜日にコラボする「スイングバンド武豊」の面々と相撲バーというレストランで飲みながら食べながら楽しいひと時を過ごしました。もちろん「ちゃんこ鍋」です。最後に来るうどんが、これがまた上手いのなんの。江丹別のそばに指摘する美味しさです。僕は高校生のころオートバイでフェリーに乗って瀬戸内海を超えて友達と高松の讃岐うどんをわざわざ食べに行ったことがあるくらい「うどん好き」でもあるんです。でもここのうどんは天下一品ですね。

讃岐うどん通の僕が言うのですから間違いなしです。

10月17日 この日は久しぶりの休日でした。殆どの子供たちがホストファミリーと最後の買い物を楽しんだそうです。

10月18日 武豊町民会館ゆめたろうプラザ 輝きホール, スイングバンド武豊,武豊中学吹奏楽部と共演

「輝きホール」、響きが素晴らしいです。すごくやり易いホールです。これで2回目ですが演奏していて気持ちいいです。竹中吹奏楽部、スイングバンド武豊の後に一時間たっぷり演奏させて頂きました。スイングバンドは2年前より音が素晴らしく良くなっていました。これは音楽監督をなさっている名古屋のサックス奏者、鈴木学さんの指導力の賜物です。音楽は楽しく美しくなくてはならない、という思いがバンドの音に出ています。特にリードトランペットの若い女性は高音域をとても音楽的に吹いていてそれでバンド全体がとても美しく聞こえます。ビッグバンドはトランペットセクションが全体に印象を良くも悪くもしますからね。他のセクションも演奏していて意識していなくてもトランペットセクションを聴きながらやっているので影響を受けるんです。スイングキッズが進歩して来たプロセスがこれと同じなのです。トランペットセクションからフィーリングを受けながらサックスなどが進歩して来たのです。これは殆どの人が理解出来ないことなんですが。


プロのバンドではリードトランペットが一番高い給料をもらっているんです。この事実からしてリードトランペットがどれほど大切か理解してもらえると思います。

ちょっと話が逸れてしいました。ごめんなさい。


今年のツアーは今までの5回よりかなり長い距離を移動しました。国内だけで4回飛行機で飛んでいて合計6千キロ近くを旅しました。ヨーロッパ往復を入れると今回は一万九千キロの旅です。移動は厳しかったですけど本当に楽しかったです。